NEHAN は、現在準備中です。

2020/11/22 20:13

どうも。



お時間いただきますm(_ _)m


今日が日曜日であることを、


時代錯誤な髪型でおっちょこちょいだけど愉快な女性


に教えてもらうまですっかり忘れていた良知です。




さて、今日はタイトルにもあります通り、


日本の名刀といえばまずこの5振といえる、


天下五剣について書こうと思います。


今、自分は次の洋服生地のデザインをillustratorにて描いているのですが、


そのテーマの一つが日本刀ということもあり、


自分自身のおさらいも兼ねてここに文章として残そう


と思ったため書くことにしたのですが、


まず、


五剣を並べてみます。


『鬼丸国綱』(おにまるくにつな)

『童子切安綱』(どうじぎりやすつな)

『三日月宗近』(みかづきむねちか)

『数珠丸』(じゅずまる)

『大典太』(おおてんた)


となります。


どれも国宝や重要文化財にあたります。


その一振一振に伝説や逸話があるため、


とてもおもしろいものなんですよ。



今回はその中の一振、


『鬼丸国綱』を簡単ですけど解説していきます。



この鬼丸国綱、“おにまるくにつな”と読むんですが、


国宝とは違い、御物として、


皇室の私有品になるそうです。


そこまで行き着くまでに、いくつもの天下人の手に渡り、


時代を超えてきた鬼切国綱なのですが、


なぜ鬼切と言われるかというと、


鎌倉時代初期、


幕府初代執権の北条時政が不眠症。


その理由は身長一尺(30センチくらいだから学校で使ったものさしサイズ)の小鬼が毎夜枕元に現れて苦しめていたからだそうです。


苦しめ方が不眠症って。。
小鬼は現代でいう夜中の冷蔵庫の「ヴーーーン」みたいな唸りを定期的にあげて嫌がらせをしていたのだろうか??


枕元ならもっと引っ掻いたり噛みついたりして一思いにやれそうなのはさておき、


とにかくその小鬼を払うために陰陽師とかも雇ったけどなんも役に立たんかったそうです。



パパ、ちゃんと寝れてる?などのキャンペーンもない
時代。


疲労困憊、意識朦朧の北条時政の元に、


刀の化身の爺さんが現れ、


「わしがおまえを守る!!!」って


中2女子が言われたら胸がトゥンク。。トゥンク。。❤️


するようなセリフを、年甲斐もなく叫んだそうです。


それにまんまと胸キュンした時政は錆で汚れた爺さん刀を綺麗にしました。


その夜、寒い。。。🥶っつって


暖を取るため火鉢をつけて寝た時政。


時はたち、眠りについた頃、


突如、部屋に大きな音が響く。


「わしの政やんになんばしよっとかーーー!!!」


どーーーん!!


飛び起きた時政。


ふと火鉢に目をやると真っ二つに割れる火鉢。


そこには毎夜うっさい小鬼の彫金が刻まれていたそう。


おそらく爺さんとおっさんのラブコメに恐れをなした小鬼が逃げようとして火鉢に激突してしまったんだろう。(諸説あり)


その後、時政は不眠改善で元気になり、


その刀を守護刀として、代々引き継いでいったそうな。


少しデフォルメを加えましたが、


鬼切国綱の鬼切はこの時の逸話から名付けられ、


“国綱”は刀を作った刀匠、粟田口六兄弟の一人『国綱』とそのまま刀匠の名を取り、


『鬼切国綱』という、伝説の日本刀の一振となりました。


日本刀は権力を持つ者の手に渡り続けて、現代に至ります。


鎌倉時代初期から存在する日本刀、


そこに込められた物語は、史実に残らずとも、


この一振はずっと見てきたかと思うと、


あのなんとも言えない洗練されたデザインに、


深みを与える一因があるのだろうと、


浪漫を感じてならないですね!


明日は『童子切安綱』(どうじぎりやすつな)
についてつづります。




長文、駄文、お読みいただきありがとうございます。



【追記】

いつのまにか彼女の年齢を超えて、自分の方が年上になりました。



でも、年下には思えないのは、やはり髪型なんだろうね。



まだ24歳なんだから、エアリー感やウェット感出したっていいじゃない!



そしたら婿殿も大層お悦びになるでしょうに。





それではまた👋